遊戯王DMU闇界決闘記 なぜホーリーナイトは高いのか?
発売日:1999年7月8日
OCG同梱としては初の遊戯王ソフトとなった。
封入カードは全10種類でそのうち3枚が封入されている。
10種類のうち2種はシークレット、8種はウルトラレアとなっている。
シークレットレア
究極完全態・グレート・モス
実質デュエルでは使えない効果のモンスターではあるが、原作は幻の存在となった完全究極体。封入率はもの凄い低かったようで、ソフトの多さに対してカードは少ないようだ。
トレトクの最高ランクの価格は40万円となっている。
完全究極体グレート・モスの現在の価格はこちら
ホーリー・ナイト・ドラゴン
こちらは通常モンスター攻2500の星7なので、最初期の環境なら攻撃力だけで無双できた。ドラゴン族としてはレッドアイズを超える攻撃力を誇る。完全究極体と同じシークレット枠のカードだが、こちらの方がやや金額が高いので封入率的にもより低かったのかもしれない。トレトクの最高ランク品は60万円となっている。
ウルトラレア
以下8枚はランダム封入だったが、現在でも比較的に購入しやすい値段で取引されていることからも数は多く出回っているといえる。
・火器付きインセクトアーマー(強化)
・サラマンドラ(強化)
・シャイン・キャッスル(強化)
・サイバー・ボンテージ(強化)
・ハーピィの羽箒(魔法)
・鎖付きブーメラン(罠)
・死のデッキ破壊ウイルス(罠)
・硫酸のたまった落とし穴(罠)
8種のうち、強化カード以外の4枚は後にプレミアムパックに再録されている。
強化カードの方は実用性は低いが、魔法、罠に関しては当時の環境でも使えるカードであった。
とくにハーピィの羽箒は近代の環境でも使えるカードでもあった。
攻略本特典
攻略本は上下巻あり、上巻には「封印されし者の右腕」下巻には「封印されし者の左腕」が収録されていた。
エクゾディアパーツは当時の環境では揃えることが困難だったが、両腕だけは攻略本特典で比較的に安易に入手することができた。
メモ
当たり枠カードの2枚が現在もの凄い高騰していますね。「完全究極体グレート・モス」のランクAが40万円。「ホーリー・ナイト・ドラゴン」のランクAは60万円です。
ゲームソフト自体は110万本売れているので、封入率が仮に1%だったとしたら、11,000枚しかないことになります。1万枚しかないカードだとかなり価値が高くなってきますが、現状の相場をみている限り、下手するともっと低い封入率だった可能性もありますし、残っている在庫数は当然もっと低くなるので、下手するとすでに1000枚切っている可能性もあります。
封入率が一般的に言われる5%くらいだったとしても、先述した理由からも1万枚残っている可能性は低いはずです。そう考えると、今の相場は納得できますね。
他のカードが高騰しない理由も基本的に同じ理屈で、110万本のうち3/10でランダム封入とすると、単純計算で33万枚は各カード生産したことになるので、絶対的な在庫数に差がありすぎます。需要と供給で、欲しい人の数に対して品が多すぎるため相場が安いわけです。
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